2013年12月24日火曜日

念願の紡ぎ車

香取の家で、何十年も埋もれていた、紡ぎ車。
もともとアウトレット品を購入したそうで、
ボビンとフライヤーの部分が無かったので、
つけてもらい、修理してもらいました。

いざ届いてみると、使い方が謎。

最初は、糸が切れてしまったり、
うまく巻き取ってくれなかったり、
可動部分に塗ってある油に羊毛がくっついて、
ベトベトになったりして、大変でした。

構造を考えつつ、調節しながらやって、なんとなく紡げるようになりました

やっぱりスピンドルとは、紡ぐスピードが違うので、
双糸にするのも楽チンです。

そして、逆にスピンドルの原始っぽさ、
手軽さ、自由さの良さも、わかりました。

せっかく何十年ぶりかに蘇った紡ぎ車、
大事に使っていこうと思います。
親の代から受け継いだものだけあって、
すでに年季が入っていますが、オイルを塗ったりして、
さらに愛着のあるものにしていきたいです。

2013年12月17日火曜日

ワークショップのお知らせ




1月に、スピンドルを使った、羊毛の糸紡ぎのワークショップをさせていただく予定です。

スピンドルとは、コマのような形をしていて、これを使って、羊毛にヨリをかけて、毛糸を紡ぎます。

今回のワークショップでは、スピンドルをつくるところから始めます。

編み棒と、ダンボールを使って、 簡単にできちゃいます。

ふわふわの羊毛が、くるくる、ねじられて糸になっていくのはとてもおもしろいです。

羊毛も、いろんな色があるので、自分の好きな色を選んで、混ぜて、ほかにはない毛糸ができます。

紡いだ毛糸は、かぎ針でざっくり編んで、ブローチにしてお持ち帰りいただけます。

ブローチは、何種類か見本を用意しますので、好きな形を選んでもらって、作り方をお教えします。

もちろん、編み物が得意な方は、ご自分の好きなものを編んでいただいても大丈夫です。


日時 2014年1月12日(日) 10:30~13:00
    2014年1月21日(火) 10:30~13:00 
    どちらかご都合の良い日をお選びいただけます。

場所 Shippona陶器店 
    〒335-0015
    埼玉県戸田市市川岸2-5-6 1F
    JR埼京線 戸田公園駅から徒歩10分
     Web  http://www.shippona.me
         
 
費用 おひとりさま2000円(材料・道具はこちらでご用意いたします)

人数 5名様くらいを予定しています
 

 お問い合わせ・ご予約は、こちらまでご連絡くださいませ~。
カトリケ mocory31@gmail.com

どうぞよろしくお願いします。

2013年12月15日日曜日

鬼子母神手創り市、ありがとうございました!

鬼子母神手創り市、無事に終了しました。
よく晴れて、風もなくて良かったのですが、日陰は異常に寒かったです。
こんな寒い中、来ていただいた方には本当に感謝です。
購入していただいた方、お話していただいた方、みなさん本当にありがとうございました。 





 今日は、差し入れをいただいたので、おやつと晩酌が楽しみです。
ありがとうございました!


あと、木工のハチドリさんで買ったピーラー…
こりゃめっちゃキレる!
プロピーラーっていう、
ものすごい切れ味のピーラー
…の刃に、
木工の取っ手をつけたものだそうです。
かっこいいいいいいい
2ヶ月前の鬼子母神で見て、
すごく欲しくて、
でもそのときは商品じゃなかったんです。

今回、受注生産という形で商品になっていて、
市の間は見本として店頭にあったものを、
市終了後に買わせてもらいました。うへへえ!
これ一本でキャベツのみじん切りもできるんや!

あと、コロンとしたネックレストップは木工作家の宮下敬史さんの作品です。
香取が買ってきたやつを、斎藤が横取りしたものです。
ころんとしててぽっかり空いてる穴がなんともいえん!
半年以上前に、購入したものですが、
宮下さんのコーヒー豆のメジャースプーンも、
柄がシュッとして、
すくうところがザクッとまるっとしてて、
かっこえええええ
これでコーヒー飲んだらうまいだろうなあ!
使い込んだら良い味でるんだろうなあ!
…と思いつつ、
豆もコーヒーミルもドリッパーも、
フィルターも持ってない。いまだに。
これらを揃えて、うちでコーヒーを淹れることを、
今年のラストミッションとします。

今日は、どうもありがとうございました!


2013年12月14日土曜日

あしたは鬼子母神手創り市



あしたはとっても寒くなるそうです。
お出かけの際は、じゅうぶん防寒をしてくださいね~。

スヌード作りました。
一枚で、巻き方次第でいろんな色がでます。
ぐるぐる二重巻きで、あったかです。
あした売ってます。

ぜひお立ち寄りくださ~い。




12月15日(日)  鬼子母神手創り市
どうぞよろしくお願いします!

2013年12月12日木曜日

おきつねさまトートバッグ


おきつねさまといえば、稲荷神社。


そもそも、稲荷神の「稲荷」は、
「稲成」「稲生」
と表記するところもあるようで、
どうやら稲の神、
つまり農作の神、食物の神だったようです。

歴史のなかで、
他の神様と同一視されたりして、
産業の発達とともに、
農業の神から工業の神、
商業の神などとしても扱われるようになり、
福徳開運の、万能の神となったようです。

へー!


稲荷神社にきつねがいるのは、稲荷神の使いだから。
なんで きつねなのか…。

それは、やっぱり稲と関係あるみたいです。

稲が稔った、晩秋から冬にかけて、
きつねは山から田の近くにおりてきて、
食物をとってこどもを養う。
その食物とは、ねずみなどの、
稲を狙う、人間からすれば害獣です。
ありがたいですね!

さらに、黄金色の稲穂と、きつねの体毛は同じ色。

繁殖するきつねと、実った稲。
そうして、きつねが豊作と結びついたのでしょう。

また、きつねには
「人をばかす」「狐憑き」など、
妖怪がかった、神秘性のあるイメージがあります。
それも、きつねが神の使いとして神聖化される要因だったのではないでしょうか。


きつねにと稲荷信仰に関しては、まだまだ深い歴史があるようです。
研究するどー。

2013年12月10日火曜日

馬の英雄を編む



馬というより狼ぽくなりました。
目のせいかな?

実際の馬の目は、
とてもおっとりして優しく見えます。

これはつり上がった目にしたので、
肉食っぽいかんじになりました。

実際に、馬が肉食で、凶暴な動物だったら、怖すぎる。
ダービーとか、地獄絵図になってしまうな。

馬が臆病な草食動物で、本当によかった

2013年12月9日月曜日

稲の神・いなづまさま


カトリケの守り神。
稲の神の、いなづまさまです。

雷が多い時は、
降水量や日照が多くて、
気温も高く、
稲がよく育ってくれる環境なのだそうです。

 
むかしむかしは、
雷の光が稲に当たると
、稲が妊娠する、といわれていたそうです。
雷の光は、稲を孕ませる力をもつ、
つまり、稲の夫。
むかしは、夫婦や恋人の間で、
お互いに相手を呼ぶときは、
男女関係なく、「つま」といったそうです
。『妻』も『夫』も「つま」。
つまり、『稲夫』=「いなづま」だったものが、
 江戸時代に 『稲妻』と誤用され、
そのまま今日まで使われているそうです。

おにぎりをイメージして、
下腹部に、のりみたいに黒い長方形をペロっと付けたら、
なんだかちょっと卑猥なかんじになってしまいました…
あくまでも、おにぎりです。

 

2013年12月7日土曜日

空と水の間にいるいきものたち(iphoneケース)

わたしの趣味のひとつである、iphoneケースづくり。
iphone4sを使っているのですが、
最近どこのスマフォケース売り場でも、5か5s、5c用のケースが主流です。
4sに慣れていると、その長っ細さに違和感を抱かずにはいられません。

でも、確実に4専用のケースは少なくなってきており、消費社会のめまぐるしさを、 否が応にも感じます。

切り出しや彫刻刀、のこぎりなど、工具は上質のものなら一生ものになり得ます。
無理な使い方をせずに大切に使い、
研いだり磨いたり、手入れをしながら長年寄り添えば、
愛着もわき、使い勝手もよくなり、唯一無二の道具になり得ます。

電化製品は、なかなかそうはいきません…
長年使えばガタがくるし、性能の良いものが次々に出てくるし…。
手入れでどうにかなるものではないです。
一生使うとなると、制約や我慢が多くなりそうです。
高価なものなのに…。


わたしは、このiphone4s、一生使いたい。
むしろこれ以上の性能があっても使いこなせない。

2013年12月6日金曜日

馬の乙女を編む




制作をしながら、時々思います。

わたしはすごく無知です。
でも、自分が生きていくために、発言しないといけない。行動しないといけない。
そのために、政治や経済は難しくてわかりづらいけど、 知らないといけない。

これからもつくっていきたいし、笑っていたい。
いつまでもあんぽんたんなのは、恥ずかしい。
できることから、やるぞ。

2013年12月3日火曜日

12月の予定

12月15日(日)鬼子母神手創り市に出展します。

今回は、お隣の大鳥神社で
 「 フユト、ツナガル手創り市」という企画もあるみたいなので、それも楽しみです。

カトリケは、鬼子母神堂の会場、ブース83です。
めっちゃはじっこなので、限りなくまったりやるつもりです。

どうぞよろしくお願いします。

冬本番になってきましたので、どうぞ暖かくしておでかけください。
わたしも、一日中外にいるので、やりすぎなくらい防寒するつもりです。
しかし、何より、晴れてほしい。日光ほしい。

というわけで作った、
「雲の神」です。
職業はてるてる坊主です。
どうぞ、15日晴れますように。



2013年12月2日月曜日

桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年




柚子の収穫のお手伝いです。

トゲが強くて、わたしの指に、
ズクシ!と容赦なく刺さり 、
流血試合となりました。
なめていた、柚子のトゲ。

柚子は実がなるまでが長くて、
「柚子の大馬鹿十八年」と言われますが、
そのへんがなんとなく親近感を覚えます。

でも、遅くても、実がなってしまえば、
病気にも寒さにも強くて 、手がかからない。
柚子湯、柚子胡椒、柚子茶、いろいろ使える。
大器晩成型ですね。
見習いたいです。

それにしても、このすっぱい匂い。今年も冬が来るな~。 

2013年11月29日金曜日

ウマを編む




最近は馬の首を作っています。
鬣(たてがみ)をつけようかつけまいか、考え中です。

世界中で、暮らしと伝統の中に存在する馬。
日本でも、昔は馬車とか、農耕に使われていたらしいですが。
今は、馬の存在は知っていても、
触ったことのない人、たくさんいると思います。
わたしも知ってるつもりで絵を描いたら、
足がどんなふうに曲がっているのかとか、
たてがみはどこまで続いているのかとか、
あやふやなところが、たくさんありました。
近いようで遠い存在、馬…。


2013年11月27日水曜日

日暮里

革などの素材を買いに日暮里へ。
繊維街とは駅をはさんで反対側の、
谷根千といわれるあたりを、ぶらつきました。

商店街にはまろやかな音楽が流れているわ、
あったかいわ、
空腹だわ、
眠いわで、足取りがおぼつきませんでした。






 にゃっぽり適当すぎだろ!

2013年11月23日土曜日

ロバを編む




子どものロバ。名前はパンツ。
家畜ってイメージが強い、ロバ。
 ヨーロッパでは愚鈍の象徴、中国では食用。
日本では牧場ぐらいしか見かける場所がない。

ロバの、どこかうらぶれた佇まいには、どこか惹かれるものがあります。


この立体にはうらぶれた感が無いのは、来年はうま年だから。
ロバもウマ科の一員として、干支として胸を張ってもらいたい。

2013年11月22日金曜日

日本民芸館



日本民藝館、『柳宗理の見てきたもの』展に行ってきました。
道具、民芸、芸術、その観念や線引き、自分が何を志しているのか、考えるのに良い刺激をたくさんもらいました。

思いをこめて作り出され、その後に長い時間をかけて、大事に使い込まれた道具や衣装たち。

ずっしりと、じんわりと、そこに存在して、輝くものがありました。
ジャンル関係なく、「良い」と感じ、集められたものたちの空間。
良い展示だったなー。



全体的に見て重みとおもしろみのある展示でしたが、斎藤はお目当ての仮面が見られたので、それだけで満足でした。
アフリカのバウレ族の、『ゴリ・プレプレ』の仮面です。
アフリカには、おもしろい仮面がたくさんありますが、バウレ族のこの仮面は、キャラクターっぽくて、好きです。
丸い顔は太陽、角は豊穣を意味しているらしいです。
神話に登場する精霊の仮面で、儀礼の際はこれをつけて踊るそうです。
黒い顔は男性で『プレプレヤスア』
赤い顔は女性で『プレプレブラ』
名前もすごくいい…。
館内は撮影不可だったので、展示してあったプレプレ仮面の写真は撮られませんでした。










2013年11月17日日曜日

11月17日・鬼子母神手創り市、ありがとうございました。

とてもよく晴れて、良い日でした。
でも日陰はやっぱり寒いです。

今回は、いつもの鬼子母神手創り市より、
お客さんの数が多かった気がします。
お隣の大鳥神社での開催が無くて、
鬼子母神堂のほうに集中しているからか、
今月のOzmagazineで手創り市がとりあげられたおかげなのか
、気のせいなのかはわかりません。

なんにしても、にぎやかで良かったです。
初めて会った方も、そうでない方も、
いろいろお話できて楽しかったです!
展示やワークショップ、マルシェにお誘いいただけたりして、
おもしろくなりそう。


どうもありがとうございました~!








今回、とても気に入っていた立体のわらびの助と、あやのうま子…。うっかり記録写真を撮り忘れました。もう記憶の中にしかいない…。
どちらもやさしそうな方にお買い上げいただけたので、新しいおうちになじんでくれるといいなと思います。

2013年11月13日水曜日

トランス・アーツ・トーキョー

203gouさんという編み師のひとの展示を見にゆきました。
TRANS ARTS TOKYOというアートイベントの一環で、御茶ノ水のWATERRAS COMMONで彼女の作品は展示されていました。




でかくて、つきぬけてました~。
編み物って、吊るすと見栄えが良いんだな~。なるほどなるみち。
パワーあふれるかたちと色!
見ててわくわくします。
 なんじゃこりゃ!の感覚は、創造に繋がる大事な原動力になります。
好奇心、探究心、表現力、こんなに大事なことはないです。
いいもん見たわぁ~。